医学生のための資産形成入門 基礎知識編 ⑨複利は人類最大の発明のようです

医学生のための資産形成入門

 インデックス医です。

 経済的自由の達成に向け、すぐにでも投資を始めたい、そのために月にいくら投資するのが適切かを考えたいところですが、その前に投資において非常に重要な話があります。

 タイトルの通り、複利についてです。

単利と複利

 ちなみに、アインシュタインは「複利は人類最大の発明」と言ったらしいです。

 金利には単利と複利の2種類があります。

 単利とは、元本のみに対して金利が適用されるもの

 複利とは、元本と金利の両方に、金利がかかるものです。

 言葉だとわかりにくいですので、数字で示します。

例えば1000万円を年間3%の金利で運用したとします。

このとき、1年目は単利でも複利でも、1000万円の3% →30万円が金利として受け取れます。

そして2年目ですが、

単利の場合は1年目と同様30万円の金利が受け取れます。

これに対し、複利の場合は元本1000万円と1年目に得た金利30万円の両方から3%分の金利が受け取れます。 1030万円の3%で、30万9000円です。

たった9000円の差と思ったかもしれませんが、これが10年20年と投資期間が長くなればなるほど、その効果が現れてきます。

20年後には

単利→元本1000万円+金利600万円

複利→元本1000万円+金利820万円

20年で約220万円の差が生まれます。同じ運用をしても単利か複利かでこれほどの差が生まれるのです。

実は、割と身近にも複利を利用した仕組みがあります。

それは、リボ払いです。

返しても返しても借金が減らない、あれは人類最大の発明を悪用しているからですね。仕組みとしては非常に賢いですが。

複利の力を使って貧しくなるのがリボ払いですが、私達は豊かになることが目標なので、複利の力をプラスの方向で使わなければなりません。

それを簡単に実現できるのが、インデックス投資です。

 次回はインデックス投資について少し触れてみようと思います。

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