医学生のための資産形成入門 基礎知識編 ⑤良い借金と悪い借金

医学生のための資産形成入門

 インデックス医です。

 今日は借金についての話です。

 借金と聞くと悪いイメージを持つ人が多いですが、借金の中にも良い借金と悪い借金があります。

 今日はそれを少しだけ掘り下げてみようと思います。

 借金が嫌いな日本人ですが、借金をしている人は多いです。

 代表的なものとして、住宅ローンや奨学金が挙げられます。

 個人的には、奨学金という誤解を与えようとしているネーミングは嫌いですね。借金だという主張をもっと明確にしてほしいものです。(蛇足です。すみません。)

 良い借金と悪い借金の違いは、リターンがそれに見合っているか否かです。

 このリターンをどのように捉えるかで、人により借金の良し悪しは変わってきます。

 ただし、今回は資産形成における良い借金、悪い借金という視点で見ていきます。

 例えば、1000万円で買って、5年後に売却すれば1500万円で売れる時計があったとします。この時計を買うためであれば、借金をしてでも買ったほうが良いでしょう。(金利等はわかりやすくするために考えません)このときの借金は良い借金と言えます。

 つまり、良い借金というのはそれにより自分の資産が増えるものを指します。

 それならば、いい投資先があれば、投資をするために借金をどんどんすればいいという思考にもなります。

 確かに理論上は、投資による利益>利息 となるなら借金をするのが吉です。

 しかし原則、金融機関は投資のための資金は借金させてくれません

 加えて、また後日解説しますが、自身のリスク許容度の問題もあるので、はじめから投資のための資金を借りるというのはあまりおすすめできません。

 しかし、事業を行う場合などは借金とうまく付き合っていく必要があるので、借金にもいろいろな種類があるということは知っておいて損はありません。

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