固定費を見直して生活レベルを下げずに支出を減らしましょう② 車編

節約術

さて、前回に引き続き固定費についてです。

本日は家に加えて人生における3大支出といわれる車・保険についてです。

自家用車は贅沢品?

まずは車についてですが、自家用車を購入すべきか否か、これは自身の住む地域や環境により変わってきます。

東京や大阪など都会に住んでいるのか、子供がいるのかいないのか、など状況によります。

例として、私の話を取り上げさせていただくと、
・20代独身
・地方在住
・家は賃貸で、職場からは徒歩で10分程度
・車を利用するのはスーパーへの買い物がメイン
このような生活環境ですので、自家用車は経済的観点からは持たないほうが良いです。

地方在住なので近くのスーパーへ行く以外の移動は公共交通機関の発達が都会に比べると進んでいないために不便な場合もありますが、実際一人暮らしで、職業柄土日含めほとんど毎日職場に行くことを考えると、プライベートで車を使って遠出をすることはほとんどありません。そうなると、車の駐車場代やガソリン代、自動車税などの維持費を考えるとコストパフォーマンスは非常に悪くなります。
結論として、私と同じような生活をしている方がもしいらっしゃれば無理に自動車を購入する必要は全く無いでしょう。

地方であれば生活に車が必須という考えもあるかもしれませんが、独身で社会人であれば生活の大半の時間を家と職場で過ごすことになりますので、車は必要出ないように思います。
その分、美味しい食事を友人と食べに行くほうが幸福度は高いかもしれません。

都会にお住まいの方はなおさらです。
地方に比べて駐車場代が何倍もかかることや、公共交通機関で自由に移動ができることを考えると、自家用車を持つメリットは少ないように思います。

地方在住で、家庭があり、子供の送迎などに必要な場合は購入するメリットもあるかもしれません。
しかし、その場合も経済的な面から言えば、車は移動手段であるので、わざわざ新車である必要はなく、中古車で十分な場合も多いでしょう。

新車で快適なカーライフをおくりたい、という考えは贅沢な考え方なのです。

といっても、車にこだわりたい、という方の気持ちもわかります。
要はバランスが大事なのです。
家も車も新品でほしい、そのうえセミリタイアできるくらいの資産を作りたい、贅沢な暮らしも変えたくない
このように何でも欲しがったところで、現在の日本の平均年収レベルでは厳しいでしょう。というより、それが無理なように仕組みが作られているのです。
その仕組を理解して、支出をコントロールしながら経済的に豊かになるための知識をつけていきましょう。

次回は保険について、実際に保険が必要なのか、必要ならばどのような保険に入ればよいかを紹介していきますので、合わせてお読みいただけると知識をより広げることができるかと思います。

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