研修医になる前に読んでください②【研修医必携】おすすめ教科書5選

研修医向け

インデックス医です。

115回医師国家試験が行われ、自己採点で合格だろうと安心しているM6の方も多いと思います。
そして、気が早い方はもう初期研修で仕事をうまくこなしていけるか心配をしている人もいるかもしれませんので、そんな方に向けて、私が初期研修で活用している教科書、参考書の中でも本当に役に立ったものを紹介していきます。

医学生でいう「病気がみえる」のような、だれもが持っている初期研修医向けの教科書もいくつかあるので、何か買わないとなーと漠然と思っている方は読んでいただくと良いかもしれません。当方、いわゆるデキレジではなく、ダメレジの部類に入る者ですので、それでも最低限必要な知識を得るのに使った教科書ばかり紹介しております。
デキレジを目指している方はすでにこれらを読んでしまっているかもしれませんので、その場合は他の記事を参考にしてください。

今回はそれぞれ内容があまり被らないよう系統を分けて5種類の教科書を紹介していますので、全て買っても無駄にはならないと思います。

おすすめ教科書①内科レジデントの鉄則

こちらは病棟管理の基本がぎゅっと詰まった、日本中の研修医が一度は読むであろう本です。
病棟患者が夜に熱を出して呼ばれたらどうすればいいか、当直でよく見る肺炎への対応、輸液の基本など1年目研修医が一度は対応に困るであろうイベントを網羅してくれています。
本日紹介する教科書の中からどれか一つと言われればこれをお勧めします!!
とりあえずこれ買ってください!!

おすすめ教科書②救急外来ただいま診断中!

こちらは当直でお世話になる教科書ですね。意識障害、胸痛など症候ごとに気をつけるべきポイントが示されていたり、見逃しやすい疾患が何かなども確認できるので、一読した上で当直に持っていくのがいいと思います。分量的にも1項目ごとがそれほど重すぎないので、救急外来を見るにあたって、最初に参考にするのに適しています。

おすすめ教科書③わかる、使いこなす抗菌薬

2冊ありますが、これは「わかる抗菌薬」を理解した後で「使いこなす抗菌薬」を読むような仕様になっていますので、まずはわかる抗菌薬を読んでみてください。
内容が簡潔にまとまっていて、抗菌薬の本の中でもわかりやすさはトップクラスです。
抗菌薬の一般名、商品名がごちゃごちゃになってしまいがちな1年目で非常に助かりました。

おすすめ教科書④研修医のための輸液・水電解質・酸塩基平衡

研修医になると、上級医から「とりあえず」輸液出しといて、と言われることが結構あります。この時に本当にとりあえずでテキトーに処方するのか、それとも病態生理に基づいて適切な輸液を選べるかは非常に大事です。体内の水電解質に対する理解を深めながら、輸液についても学べるいい本でした。これまでの3つと比べると少し内容的に難しいような気もしますが、、、

おすすめ教科書⑤診察と手技がみえる2

診察と手技がみえるは医学生でも知っている人が大半だと思いますが、研修で非常に役に立ちます。
ルートを取ったことすらない状態から、突然手技をやってみて、と言われることも多いのですが、診察と手技がみえるはイラストが多く、直前でもその流れを確認しやすいです。そして、しっかり読み込むと意外と詳しく失敗しやすいポイントやコツなども書いてあります。
気になる手技の部分だけを読む、という使い方でも全然いいと思います。とりあえず即買いです。

まとめ

以上5冊紹介してきましたが、いかがでしょうか。
どれも研修医1年目で役に立つ本ばかりなので、是非読んでみてください。
それと、この本気になっているんだけど実際役に立つのかな?と思うものがあればコメントをくださるとお答えできると思いますので、コメントもお待ちしてます。

コメント

タイトルとURLをコピーしました